舞台セットや衣装等火星っぽい雰囲気はまずまずでした。
特に佐藤麻衣子さんのアンドロイド姿ナイス♪
しかし途中から肝心の『水』の問題がそっちのけ、
水利権企業の娘(一応資本家代表)と水源探索者(労働者)の対立や、
地球に誰が帰るか帰らないか等人間の醜さ露呈メインな展開。
できれは、水に執着せざるを得ない人間の業みたいなものをストレートに見たかったです。
現実には、チャイナ企業が日本の水源地を買い始めていたり、
大企業の水資源の支配の萌芽等、既に水戦争は始まっています。
本当に水がなくなってしまう様な事態にならないようにする為には…。
(チャイナでは既に枯渇し始めているからの先行行動。
彼らは在ることから取ってくればいいという考えですし。
対しては外国資本による資源地買収制限法の制定が第一ですね。)
このことはしっかり考えていかねばならないと思いました。
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観劇データ
3月8日(月)19時〜20時50分
アトリエ・センターフォワード第3回公演
『ブルー・ウォーター〜20XX 火星編』
〜20XX年、地球の水は汚染され、水源探索者は火星へと流れ着いた。
人間たちとアンドロイド 心はどこへ向かうのか?
欲望はいったいどこへ? 未来に起こるかもしれない水戦争
他人事では観ていられないかも!?〜
作・演出/矢内文章
出演〈記載順〉/中川安奈、栗原茂(流山児★事務所)、斉藤直樹、
佐藤晴彦、五十嵐明(青年座)、椿真由美(青年座)、
佐藤麻衣子(文学座)、眞藤ヒロシ、厳大介、矢内文章
日時/3日7時・4日7時・5日7時・
6日2時7時・7日2時7時・
8日7時・9日2時7時・10日2時
料金/全席指定席・前売り3800円・当日4000円
3日のみプレビュー公演2500円
小屋/中落合・シアター風姿花伝(新宿区中落合2−1−10)