近々なんとかします。
『うわさの三国志』
かなりはちゃめちゃな(死後か?)三国志でした。
劉備も関羽も張飛も呂布も歴史上の英雄はそのまま信じちゃいけない、
ということで皆、大変インチキな人物が英雄になりすまし(!)、
繰り広げるどたばた歴史絵巻。
僕は小学生の頃からの大の「三国志」ファンで、内容も分るし、
これもありかなという感じで笑っていましたが。
「すべてを疑え」という言葉。
匙加減が難しいですね。
現チャイナ(中国)政府の体制がああいう中(一党独裁、自国民弾圧)、
自由な表現が生まれてきているのか、どうか。
伝統ある自分達の歴史を抑圧・破壊したあの文化大革命のように、
また利用されてるんじゃないかという危惧も感じたりしました。
京劇の方の鍛えられた身体の切れと技は、実に気持ち良かったです。
西岡さんは、劉備になりすますチンピラの役で、
とぼけた感じがなかなか似合ってました。
皆様お疲れ様でした。
8月22(土)19時〜
次世代を担う演劇人育成公演D
『うわさの三国志〜市井三国志より〜』
作/唐宇、翻訳/管祥子、潤色・演出/甲田徹、監修/鵜山仁
馬頭琴奏者/天福
出演/店員2、華雄、他 張青松
劉備、他 長澤晃
三一サンピン 西岡野人
関羽、大喬 広島光
張飛、小喬 村上洋康
袁紹、呂布、他 山口泰央
曹操、●夫人、他 結城一糸
店員1、他 湯原満
会場/R'sアートコート(新宿区大久保1−9−10)
HP→社団法人日本劇団協議会