『一条家サロン〜アラブルカゼニクツオトガタカナル〜』
満州から帰って来た一条家の三姉妹が、
帰国した日本で直面した二・ニ六事件。
チェーホフを下地に戦争前夜を懸命に生きた名もなき若者達の群像劇。
佐藤さんは二十歳の三女、背筋を伸ばして立つ感じが初々しく、
好感でした。
しかし、戦前の女の生き方、生き様、男の生き方、生き様、
表現するのは難しいものですね。
今現代の私達の価値観とはまったく違うトコロに、
答えはある様に思えます。
体当たりの作品、お疲れ様でした。
7月25日(土)19:00〜
アトリエ・センターフォワード第2回公演
『一条家サロン〜アラブルカゼニクツオトガタカナル〜』
作・演出/矢内文章
出演/一条松子 椿真由美
一条光子 立原麻衣
一条涼子 佐藤麻衣子
一条恵介 矢内文章
谷木幸一郎 五十嵐明
トメ 原扶貴子
シンジ 眞藤ヒロシ
桂正彦 井上裕朗
古川耕作 高松潤
土方輝三 吉田智則
小屋/シアター風姿花伝