
『筝とサントゥール』
すっかりお馴染みのMURIUWIでのライブ。
今回は森川さんの筝に、イランからの留学生ルーズベ・ナシフィさんのサントゥールという異色の組み合わせ。
これがまた実に合ってました。
第1部は、それぞれの持ち曲を。
サントゥール(イランの伝統的打弦楽器)は不思議な音色です。
絃なのにどことなく木琴のような。
金属製のスティックで叩くからですね。
辺りはあっという間にペルシャ時代になってしまうのですよ。
そして二人の演者がお互いを意識しながら自由に演奏する第2部は、
特に楽しかった。
時にノイジィだったり、急に曲になったり。
途中から観客としていらしていたチャランゴ使いの木下さんも鼻笛?(鼻で吹く楽器だそうで)で参加。
また奇妙な力の抜ける音でしたこれが。
最後は筝とサントゥールの演者がすっかり入れ替わってました。
あはは。
2度と同じ旋律はないのだろうと思うと、
あの場にいられて本当に良かったです。

「サントゥール」
弦は72本(だったかな?)
調律がめちゃくちゃ時間かかるそうです。
7月20日(月)18:30〜
ライブ『筝とサントゥール』
出演/森川浩恵(筝)、ルーズベ・ナシフィ(サントゥール)
会場/祖師谷大蔵・Cafe MURIWUI
料金/投げ銭